『闇のなかの赤い馬』読了

竹本健治さんの『闇のなかの赤い馬』読了しました。

満足度は★★★☆☆(星3つ)です。

聖ミレイユ学園で神の怒りとしか思えない悲劇があいついだ。ウォーレン神父は校庭の真ん中で落雷に遭って焼け死に、さらにベルイマン神父が密室と化したサンルームで、人体自然発火としか考えられない無残な焼死体となって発見されたのだ。
「汎虚学研究会」はみんなからキョガクの連中とよばれる、ちょっと浮世離れしたメンバー4人で構成されている。部長は僕、室井環。中でも好奇心のかたまり、フクスケは女ホームズと化し、ワトソン役に僕を指名した。ベルイマン神父の死は殺人に違いないというのだ。僕は夜ごと見る、狂った赤い馬の悪夢でそれどころじゃないのだが……。

講談社ミステリーランドの一冊。

こちらも子供には読ませたくない内容でした^^;

なんか最近、この手のものを立て続けに読んでしまっているなぁ。

殺害方法が可能かはともかく、学園の全体図があったらより楽しめたのになと思いました。

最後はあまりスッキリせず、もうちょっと「その後」が知りたかったです。

この本は2025年3月現在、電子化も文庫化もされていないようで、中古本を手に入れるしかなさそうです。

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