『禁忌の子』読了

山口未桜(やまぐち みお)さんの『禁忌の子』読了しました。

満足度は★★★★☆(星4つ)です。

救急医・武田の元に搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。彼はなぜ死んだのか、そして自身との関係は何なのか、武田は旧友で医師の城崎と共に調査を始める。しかし鍵を握る人物に会おうとした矢先、相手が密室内で死体となって発見されてしまう。自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とは――。過去と現在が交錯する、医療×本格ミステリ! 第三十四回鮎川哲也賞受賞作。

タイトル通りの重い内容で、読んでいても辛い部分がありました。

医療×本格ミステリとのことですが、私はサスペンスと言われたほうがしっくりくるかも。

火曜サスペンスとかでありそうだなと思いました。(古い?)

聞きなれない医療用語も出てきて難しいな思ったけど、事件を追うのも医師、協力者も医師、調べる先も医師、著者も医師となれば仕方がないのかなと。

それでも面白くて一気読みでした。

今年2025年には続編『白魔の檻』〈医師・城崎響介のケースファイルシリーズ第2弾〉が刊行予定だそうです。

続編も楽しみです^^

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