五十嵐律人さんの『原因において自由な物語』読了しました。
満足度は★★★★★(星5つ)です。
解かなければ。
私は作家なのだから。
人気作家・二階堂紡季には、誰にも言えない秘密があった。
露呈すれば、すべてを失う。
しかし、その秘密と引き換えにしても、書かねばならな物語に出会ってしまいーー。
公式サイトより
これはあらすじを書くのが難しかったので、公式サイトより引用しました。
二階堂紡季の秘密については、早めにわかるから書いてもいいような気もしますが、やっぱりそこも読んでみて欲しい。
最初は情報量が多いというか説明が長く、決して読みにくいわけではないんだけど(あー、頭のいい人が書く文章だなー。)という感じがしました。
調べてみると作者は現役弁護士だそうで、納得。
それでも1/3を超えたあたりから一気読みでした。
面白いというよりは、良いものを読んだ!という感覚。
私はもうアラフィフで、これからどれだけ他人に迷惑をかけずに死んでいくかばかり考えていたのですが、この作品を読んだ後は、何か新たな目標を見つけて生きていきたいと思いました。
あ、ちなみに死人は出ます。^^
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