「沈める鐘の殺人」読了

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最初に読んだのはこの赤川次郎さんの「沈める鐘の殺人」です

主人公の迎三千世(むかえ みちよ)は、再就職先である寄宿制の女子校「鐘園学園」に向かっていた

バスを降りる際、運転手からその学園は教師がよく事故にあうこと、2ヶ月前にも若い男の先生が塔から落ちて死んだことを聞かされる

坂を登り学園の近くまでくるとバットを持って監視をする学園長の息子と出会う

なぜ監視が必要なのかと訝しむ三千世

そして門をくぐり敷地内に入ると、大きな池で溺れている生徒を発見し、池に飛び込んで助け出す

その直後、池に沈んでいるという鐘が鈍く響き渡っていく

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もと修道院である寄宿制の学園、鐘楼、池の底に眠っている鐘

それだけでどんな事件が起こるのかとワクワクしてきます^^

赤川次郎さんは、私が小学校中学年から中学校時代までハマった作家さんです

そして現在、私は人生の中で第三次赤川次郎ブームが来ております^^;

この作品も「あぁ、赤川次郎さんらしいなー」と思いました

殺人事件は起こっているんだけど、なんだか全体に温かみがある感じで

終わりが気持ちよく安心できます

そして読みやすいのも嬉しいところ

登場人物の会話が多く、頭の中で映像がイメージできるんですよね

そして登場人物の名前が結構なところまでフルネームで書かれているため

人物名を覚えるのが苦手な私でも「これは誰だっけ?」とページを戻らなくて済みます

昔よりかなり読書の速度が遅くなってきていますが

昔読んだ赤川次郎作品も読み直したくなってきました^^

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