金子玲介さんの『死んだ山田と教室』読了しました。
満足度は★★★★☆(星4つ)です。
この作品は第65回メフィスト賞受賞作で、まだ販売はされていませんが、メフィスト リーダーズ クラブ(MRC)の会員に配布されました。
あらすじ
夏休みが終わる直前、クラスの人気者の山田が飲酒運転の車に轢かれて死んでしまう。
夏休み明け、友人たちが悲しみに沈む中、スピーカーから山田の声が聞こえてきた。
スピーカーに憑依した山田とクラスメイトの奇妙な日常が始まる。
どんな話か全くわからずに読み始めたのですが、読みやすくて面白かったです。
一言でいうと、青春小説でしょうか。
男子高校生の日常や他愛もない会話に笑ってしまいました。
こんな青春、学校生活を送ってみたかった!
ずっとこの調子で続くの?と思い始めた頃から山田の過去を知ることになったりして、チクチクと胸が痛む。
2024年5月に書籍化ということですが、改稿もあると思いますので、その時は購入して読みたいと思います。^^