「幽霊から愛をこめて」再読了

赤川次郎さんの「幽霊から愛をこめて」を、数十年ぶりに再読しました。

満足度は★★★★☆(星4つ)です。

あらすじ

高校一年生の大宅令子は、警視庁捜査一課の警部である父親と共に、編入先である全寮制の山水学園へ向かっていた。

その道中で、昨夜起こった殺人事件を知る。

山水学園の生徒が、学校近くの林の中で鋭い刃物でメッタ突きにされ殺害されたという。

直前まで被害者と一緒にいた同級生は「白い幽霊の姿を見た」と口走るばかり…

数日後、新宿のNデパートで第二の殺人事件が起こる!

 

この本は当時小学生だった私が、初めて読んだ推理小説&赤川次郎作品です。

その日学校から帰ると、いつもは汚いリビング(!)が珍しく片されていて、テーブルの上にポツンとこの本が置いてありました。

「ね、雪よ!」という会話から始まる短い文章は読みやすく、あっという間に読み終えてしまいました。

この本は7歳年上の姉が買ったもので、とても面白かったことを伝え、それからは二人で赤川次郎作品にハマっていきました。

猫が大好きだったので三毛猫ホームズシリーズと、自身が三姉妹なので三姉妹探偵団シリーズが大好きでした。

あの頃はメガネも掛けずに、こんな細かい字が読めたのね…

初版は昭和55年、43年前の作品ですから携帯電話などありませんし、すぐに連絡をとれないからこそのハラハラ、ドキドキはありますね。

懐かしさを感じながら、楽しく読ませていただきました^^

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