倉知淳さんの「星降り山荘の殺人」読み終わりました
満足度は★★★☆☆(星3つ)です
この本の発行年は1996年9月ですが、私が読んだのは2017年7月に講談社文庫として刊行されたものを電子書籍化したものです
あらすじ
会社で暴力事件を起こしてしまった杉下和夫は、スターウォッチャー星園誌郎のマネージャー見習いをさせられる
星園の仕事で、埼玉県の山奥にあるオートキャンプ場へ同行したのだが、そこにはUFO研究家、作家など、一癖ある人々が集められていた
雪によって閉ざされた山荘で殺人事件が起き、和夫と星園は犯人探しを始める…
評判が良い作品だったので読んでみたのですが、私的にはアンフェアだと感じました^^;
この作品は、作者のヒントがト書きの様に書かれているのですが、正直無い方が楽しめたのでは? と思ってしまいます
そのせいでイマイチ話の内容に集中できなかったし、見事にコントロールされてしまった感があります
一番面白いであろう終盤の犯人を追い詰める場面で、すっかり読む気が失せてしまった^^;
それでも満足度を星3つにしたのは、登場人物のキャラは面白かったし、雪山のクローズドサークルという設定が大好物だったからだと思います
読了後も「うーん…」と、なんだか不完全燃焼な感じでした
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