荒木あかねさんの「此の世の果ての殺人」読み終わりました
いやー、面白かった!ページをめくる手が止まりませんでした!
満足度は★★★★★(星5つ)!!
あらすじ
小惑星「テロス」が日本の熊本県阿蘇郡に衝突することが発表され、世界は大混乱に陥った
そんな中、小春はひとり淡々と太宰府の自動車教習所に通っていた
大晦日、小春はある教習車のトランクから滅多刺しにされた女性の死体を発見する
犯人はなぜ彼女を殺したのか
もうすぐ皆んな死んでしまうのに…
小春は教習所の教官で元刑事のイサガワとともに、事件の謎迫っていく
私はほとんど前情報なく読み始めたのですが、終末設定でびっくり!
いや、帯の後ろには書いてあったのですが、「とは言いつつ本当は違うんじゃない?」となぜか勝手に決めつけてました^^;
冒頭の淡々と教習所に通う小春の場面から、徐々に現状が明らかになっていき、いつの間にか引き込まれていました
グロい表現もあったので、ケーキ食べながら読んでなくて良かった…
登場人物のキャラクターがそれぞれ際立っていたので、分かりやすかったし読みやすかったのかな
特殊設定が好きではない方はいると思いますが、私は「小説だからこそ自由に書けるのでは?」と思います
タイトルも印象的で良いし、ラストも私は好きな感じでした
私だったら最後に何をするだろう…
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