斜線堂有紀さんの「廃遊園地の殺人」読み終わりました
満足度は、★★★☆☆(星3つ)です
(本当は3.5にしたかったけど、星のマークがなかった^^;)
私が購入した本は、ダブルカバーとなってました
本来のカバーは夜の廃遊園地に佇むキャラクターの「ギャニーちゃん」
不気味ですね〜(喜)
本体はポップな柄になってます
園内マップがあるのも遊び心があっていいですね^^
以前は特典で、入場券のデザインのしおりが付いていたようです
あらすじ
プレオープン当日に発生した銃乱射事件により、閉園となった「イリュジオンランド」
現在は、廃墟マニアでもある十嶋庵(としまいおり)という資産家の個人所有となっていた
その十嶋により、20年ぶりに開放されることになり、集められたのはかつての従業員や廃墟マニアだった
イリュジオンランド獲得のための宝探しが始まる中、次々と人が殺されていく…
まず読んでて思ったのが、登場人物の名前が難しい!
漢字自体も難しければ、読み方も難しい!!
半世紀生きてきて、こんな苗字の人会ったことないよ!というものばかり
名前の中に、その人物の設定に関わる漢字が入っていたからまだ良かったものの、何度も名前を確認したりと、なかなか物語に集中出来ませんでしたね
また、殺人(死体)に関してはグロテスクな表現もありましたが、あまり怖く感じませんでした
廃遊園地というクローズドサークルでの連続殺人という設定は最高ですが、全体的にあっさりとした印象を持ちました
読み終えた時、なぜか昔テレビで観た江戸川乱歩の明智小五郎シリーズをかすかに思い出しました(特にラストが)
十嶋や主人公の過去など、はっきりしていない部分もあるので、続編があるのかな
「廃墟探偵シリーズ」とかになれば面白いですね