『変な家』読了

私が初めてこの「変な家」を知ったのはYouTubeでした

雨穴（うけつ）というチャンネルで【不動産ミステリー】変な家のタイトルで公開されており

今回出版された本はそのお話と続き（書き下ろし）となっていて

第一章　変な家

第二章　いびつな間取り図

第三章　記憶の中の間取り

第四章　縛られた家

の四章から構成されています

物語は雨穴さんが知人から物件の相談を受けるところから始まります

間取りを見てみると謎の空間があり

知人は購入を迷っているという

雨穴さんは知人の設計士さんに相談するが次々と出てくる違和感

二人はある仮説をたてていくが…

 

著者の雨穴（うけつ）さんは

インターネットを中心に活躍するホラー作家で

ウェブライターやYouTuberとしても活躍されているそうです

全身黒タイツに手作りと思われる白い無表情なお面

なのに加工されている声（他人らしい）や仕草から

ついかわいいと思ってしまう

その不気味でダークなのにユーモアもある

独特な世界観にハマってしまいました

この本も本格的なミステリーとかホラーというわけではないので

実際にあった話を参考に作り込んだようなものを期待すると

物足りないかもしれませんが

対話方式で進むのでテンポが良く

どんどん物語に引き込まれていき

一気に読んでしまいました^^;

YouTubeを先に見ていたので

本を読みながら頭の中で雨穴さんの声が再生されとっても楽しめました

2回目を読むときは自分で家系図を書いてみよう…

先入観や常識を捨て雨穴ワールドを楽しんでいただきたいです＾＾

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