松下龍之介さんの『一次元の挿し木』読了しました。
満足度は★★★★☆(星4つ)です。
ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。大学院で遺伝人類学を学ぶ悠がDNA鑑定にかけると、四年前に失踪した妹のものと一致した。不可解な鑑定結果から担当教授の石見崎に相談しようとするも、石見崎は何者かに殺害される。古人骨を発掘した調査員も襲われ、研究室からは古人骨が盗まれた。悠は妹の生死と、古人骨のDNAの真相を突き止めるべく動き出し、予測もつかない大きな企みに巻き込まれていく――。
とても読みやすく、一気読みでした。
ミステリとしての謎解きというよりは、スリルとサスペンスという印象が強いです。
伏線がわかりやすく、驚きはなかったですね。
ちょっとラストが物足りなかったかなー。
色々と「都合良すぎだろー」と思ってしまいました^^;
なんか一気にマンガのように感じてしまい、残念。
でも楽しく読めたので、満足です^^
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