『人形はなぜ殺される』読了

高木彬光さんの『人形はなぜ殺される』読了しました。

満足度は★★★★☆(星4つ)です。

あらすじ

衆人環視の中で、施錠されたガラス箱から突如消えた“人形の首”。その直後の殺人現場には、無残な首なし死体と、消えたはずの人形の首が転がっていた。それは名探偵・神津恭介への挑戦状なのか……。大胆不敵にも、殺人を犯す前に必ず残酷な人形劇で殺人を予告する、その悪魔の正体は!? 復讐に燃える犯人の陰惨な罠。神津恭介が奇怪な謎に挑む、本格推理の名作。

ミステリー好きな方がよく紹介しているので、読んでみました。

初版は1955年ということで、トリックはその時代だから可能だったであろう大胆なものがあり、面白かったです。

神津恭介は日本三大名探偵と言われているそうですが、この作品では犯人が頭が良すぎるのか簡単に解決とはいかず、悩み苦しんで解決に至ったという印象を受けました。

他の人からヒント貰っちゃってるし…

本の内容に読者への挑戦があり、途中で犯人はわかったものの、『人形はなぜ殺される』かについては全然わかりませんでした^^;

こちらのシリーズ一作目の『刺青殺人事件』から読んでみたいなと思いました。

 

 

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