『ファラオの密室』読了

白川尚史さんの『ファラオの密室』読了しました。

満足度は★★★★☆(星4つ)です。

表紙を開くと金ピカの紙!

あらすじ

古代エジプト。

上級神官書記のセティは、半年前の事故で命を落としミイラにされたが、心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることができない。

欠けた心臓を取り戻すため現世に戻るが、期限は3日。

自身が死んだ事件を調べ始めるが、先王のミイラが密室のピラミッドから消失するという事件に直面する。

古代エジプトが舞台の特殊設定ミステリーですが、面白かった!

最初は、主な登場人物の多さとその名前に心が折れそうになったけれど、読み始めると意外とスラスラと読めました。

ミイラ消失のトリックは特別驚きはしなかったものの、物語として良かったし好み。

現世に戻ったセティを、周りが当たり前のように迎える世界観がまた面白い。

ファンタジーっぽさもあると思いますが、ラストもなかなか良かったです。

これを読んだら、また読書が楽しくなってきました^^

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