「体育館の殺人」読了

青崎有吾さんの「体育館の殺人」読み終わりました

満足度は★★★★☆(星4つ)です

あらすじ

風ヶ丘高校の旧体育館で男子生徒が刺殺された

その現場は特殊な密室状態で、警察は犯行時間に旧体育館にいた唯一の人物である女子卓球部の部長が犯人と決めてかかる

死体発見現場に居合わせた卓球部員の柚乃(ゆの)は、嫌疑をかけれらた部長のために学内随一の天才と呼ばれている裏染天馬(うらぞめてんま)に事件の解明を依頼する

 

こちらは裏染天馬シリーズ第一弾で、Kindle Unlimitedで読みました

学園ものだからなのか、本の最初に紹介される「主な登場人物」の多いこと!

覚えられるか少し不安でした

これには登場人物の整理と、犯人を特定しにくくする(犯人候補を増やす?)ことの2つの目的があるような気がしました

内容は本格ミステリーだと思いますが、文章がとても読みやすく、「金田一少年の事件簿」みたいだなと感じました

サクサク読めるのですが、最後はもう少し重厚感が欲しかった

まぁ、高校生だから敢えてなのかも知れませんが

探偵役の裏染天馬は、無断で学校に住んでいるアニメオタクという設定ですが、大学ならともかく、高校で無断で学校に住むことなんて無理があるのでは…

しかも一部の生徒の間では噂になっている

その辺はシリーズの次作で明らかになっていくのでしょうか

柚乃の兄が刑事というのも、赤川次郎さんの「三毛猫ホームズシリーズ」を思い出しました

これは好きな設定です^^;

裏染天馬シリーズは4作まで出ているようなので、全て読んでみたいと思います^^

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