「黒い森の記憶」読了

今回もキンドルアンリミテッドから、赤川次郎さんの「黒い森の記憶」を読みました

密集した黒い森に隣り合った草原のその先に、老人の住む一軒のコテージがあった

医者だったその老人は現役を引退し、一人娘や孫とも会おうとせずひっそりと暮らしていた

老人のもとに次々と届く謎のプレゼント、少女暴行事件を調べる刑事、容疑者として追われるホームレス

次々と起こる出来事に、状況は二転三転していく…

 

正直、私はこういう風に物語が進んでいくのが苦手なのですが、赤川さんの文章に引き込まれ一気読みしてしまいました

誰が嘘を言っているのか、誰が悪者なのか…

疑心暗鬼になっていく自分自身の気持ちこそが、黒い森に飲み込まれているのではと錯覚しました

最後にスッキリと解決することより、過程を楽しむミステリーだと思います^^

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