9月22日に起こった突然のめまいが
１ヶ月以上経ってもすっきりと良くならないので
もう一度内科を受診しました
「長引いているようだったら耳鼻科に行ったほうがいい」と言われ
その日のうちに耳鼻科を受診することに
今まで避けていた耳鼻科
なぜなら検査が怖いから^^;
以前ネットでみたゴーグルのようなフレンツェル眼鏡を使って
目の動きを見るというもの
めまいがしている時に眼振を確認するという
それって…
めまいを起こすってことでしょう⁈
薬だけもらえればいいなと思いながら
受診して経緯を説明した後
鼓膜をみてもらい異常なし
「聴力と目の動きの検査をしましょう」
と言われもしかしてアレをやるのか？！
と恐怖が襲ってきます
聴力検査の後女性スタッフに
「目の検査ってゴーグルみたいなの着けてやるやつですか？」
と聞いてみると「そうです」との回答
「こっ、怖いんですけど…以前にネットで見たことあって」と訴える私に
「まぁ、めまいを起こして目の動きを見るものなので…
でもっ！本当に辛かったら先生に言えば中断できますので」
一旦待合室に戻り夫に説明する
どうやらあの怖い検査をするらしい
いやだ…緊張する…どうしよう…
数分後名前を呼ばれ再び診察室へ
先生が検査の説明をしてくれる
近くにあるカルテには付箋が貼られ
”ネットで見たことあり恐怖感”と書いてあった^^;
そしてやっぱりゴーグルのようなものが出てくる
絶望の中それを装着すると私からは何も見えず真っ暗だ
めちゃくちゃ怖い
ネットで見た様に先生からは
私はミニモンのように見えるのだろうか…
指示されたように椅子に座ったまま体を横に倒していく
床に平行になるように上半身を倒していくと
突然激しいめまいが襲ってきて思わず
「あーっ！あーーっ、ダメです！めまいがっ！！」
と起き上がろうとする私に
「めまいはじきに治るから。大事な検査ですからね。」
と起き上がろうとする私を押さえつける
”中断できるって聞いたのに嘘つき！！”
ワーワー騒ぎながら私は必死に誰かの手を握っていた
少しするとめまいがおさまってきたけれど
怖さと気持ち悪さで涙が出てきた
元の位置に戻され
「泣かなくていいですよー、大体分かったから。
これで病名がわかったからねー」と優しく声をかけてくれるも
「じゃぁ、反対側に倒れてみようか」と先生
”やっぱりやるんですね、反対側も！(T_T)”
今度は椅子の手すりをしっかり握り反対側に倒れる
”あれ、こっちは平気？”と思った次の瞬間
さっきと同じようにグルグルと激しいめまいが襲ってきて
「あー！ダメです！先生ーーー！！！」と声が出てしまいます
「焦らないで、めまいはもうすぐおさまるから。大丈夫。」
先生に言われて分かってはいても
めまいの最中はそんな余裕はありません
また元の位置に戻り今度は上下に頭を動かすも
こちらは異常なし
その後ゴーグル（の様な眼鏡）を外し生還！
涙を拭いながら見えたのは
先生とこちらを向いている数名の女性スタッフだった…
急に恥ずかしくなってきたものの涙は止まらない
ふと気づくと後ろに夫が近づいてきた
どうやら女性スタッフに呼ばれたらしい
一緒に先生の診断結果を聞く
良性発作性頭位めまい症であること
耳石が剥がれ落ち三半規管に入り込んでしまったのが原因であることを
模型のようなものを出して説明してくれましたが
私は半分放心状態
今回の検査では右耳なのか左耳なのかはわからないため
リハビリのやり方の紙をもらい
自然治癒するのを待つことになりました
そしてめまいの原因は色々あるため
頭痛や手足のしびれなどがある場合は
脳の影響があるかもしれないので
救急車を呼んだほうがいいとも言われました
私にとって今回の検査は大変なものでしたが
はっきりと病名がわかったことはとても良かったと思います
この病院に来れば次にめまいが起きた時も
薬がもらいやすくなるし
今回の症状以外のことがあれば
めまいの原因は他にあるという推測もしやすいですから
もしまだこのような検査をしたことがないという方がいたら
頑張って検査をすることをお勧めします
私は今後予防に努めたいと思います＾＾
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