殊能将之さんの『子どもの王様』読了しました。
満足度は★★☆☆☆(星2つ)です。
団地に住む、少年ショウタと親友トモヤ。トモヤは学校に行かずに、部屋に籠もって本ばかり読んでいる。そんな彼がするのは、いつも奇妙なつくり話。団地に住む魔女の話や、子どもの国を支配する残酷な王様の話……。だが、ある日ショウタは、トモヤが言ったとおりの格好の男を目撃する。まさか、子どもの王様は実在した!?
ミステリーランドシリーズの一冊。
暴力描写もあり事件の根本はダークだと思うけど、想像通りで驚きは特になし。
そして作中のテレビ番組やヒーローものの話が長く、飽き飽きしてしまった。
「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」がテーマのレーベルだけど、これはどちらにも微妙なんじゃないかと思いました。
ただ、団地独特のの雰囲気が感じられて、そこは面白かったです。
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