綾辻行人さんの『迷路館の殺人』読了しました。
満足度は★★★★☆(星4つ)です。
奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた4人の作家たちは莫大な“賞金”をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった! 周到な企みと徹底的な遊び心でミステリファンを驚喜させたシリーズ第3作、待望の新装改訂版。初期「新本格」を象徴する傑作!
館シリーズ3作目、初刊は1988年9月の作品です。
迷路館の平面図をコピーし、色々書き込んだり行き止まりを塗りつぶしたりして挑みました。
今回はかなりいいところまで推理できたけど、最後まで読んで???となり「また騙された〜!」となりました^^;
やっぱり自身の先入観が邪魔をしましたね。まさか…
ある程度、読者に推理を成功させつつ、結果的には騙してしまう著者はすごいですね。
そこまではわからないよ〜と言いつつ、大変楽しみながら読めました。
そして富士通のオアシス懐かしい。
ワープロスクールに通ってたなぁ、なんて思い出しました^^
最近は、あとがきや解説を読むのも楽しいです。
若かりし頃は作品を読み終わったら「次、次!」という感じで、あとがきなんてほとんど読んだ記憶がないので。
次は『人形館の殺人』です。
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