『有栖川有栖に捧げる七つの謎』読了

『有栖川有栖に捧げる七つの謎』読了しました。

満足度は★★★★☆(星4つ)です。

予想をはるかに超える名編ばかり
それにしても、ここまでやりますか⁉
――有栖川有栖、思わず脱帽

レジェンドへのリスペクトを胸に
人気作家7名が全力執筆!

真正面から挑戦する超絶技巧の本格ミステリから、
女子高に潜入する火村とアリスや
不可解なダイイング・メッセージに挑む
江神たちEMCの面々まで。

「気鋭の作家が本気で遊んだら、
こんなものを書いてしまうのか⁉」と
有栖川有栖を感嘆させた一度限りの豪華トリビュート。
有栖川有栖による解説を収録。

【目次】
〇青崎有吾「縄、綱、ロープ」
→火村は推理だけで犯人の使用した道具を見抜けるか
〇一穂ミチ「クローズド・クローズ」
→火村とアリスが女子高に潜入! 制服盗難事件の真相は
〇織守きょうや「火村英生に捧げる怪談」
→都内のバーで怪談を語る男。次第に雲行きが怪しくなり……
〇白井智之「ブラックミラー」
→殺人事件に巻き込まれた作家志望者の前に現れたのは……
〇夕木春央「有栖川有栖嫌いの謎」
→有栖川作品をすべて読んでいるのに酷評する男。一体なぜ?
〇阿津川辰海「山伏地蔵坊の狼狽」
→山伏が街に戻ってきた! でも様子が変で……
〇今村昌弘「型取られた死体は語る」
→江神たちがダイイング・メッセージを巡って喧々諤々

有栖川有栖作品は『マレー鉄道の謎』しか読んだことがなく、その時に(思ったほど面白くないなぁ…失礼!)と感じて、それ以降は手に取ることがなくなってました。

火村英生シリーズのドラマは面白かったんですけどね。

この本は、トリビュート・アンソロジーということで読んでみました。

元ネタをほとんど知らなかったのですが、どの作品も面白かったです。

その中で、白井智之さんの『ブラックミラー』は、

『マジックミラー』(有栖川有栖・著)の真相の一部に関わる記述があります。

未読の方はお気をつけください。

と書かれており、慌てて『マジックミラー』を購入して読み、その後に『ブラックミラー』を読んだのですが、(オオゥッ?!)という感じでした。(語彙力皆無)

この本を読んで、元ネタである有栖川有栖作品をもっと読んでみたいなぁと思いました^^

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