北村薫さんの『野球の国のアリス』読了しました。
満足度は★★★☆☆(星3つ)です。
春風に誘われたような気まぐれから、アリスは新聞記者の宇佐木さんのあとを追い、時計屋の鏡の中に入ってしまった。その日は夏休みの「全国中学野球大会最終戦」の前日。少年野球のエースだった彼女は、負け進んだチーム同士が戦う奇妙な大会で急遽投げることになる。美しい季節に刻まれた大切な記憶の物語。
こちらもミステリーランドシリーズから。
この作品はミステリーというよりは、ファンタジー作品でした。
大人が読んでも面白いけれど登場人物に悪人はおらず、子供が読んでも安心。
スポーツを題材にしているからか、読後感の良い作品でした。