井上真偽さんの「その可能性はすでに考えた」読み終わりました
満足度は★★★★☆(星4つ)です
あらすじ
奇跡を信じる探偵の上苙丞(うえおろ・じょう)の元に依頼人がやってくる
その依頼人女性は、かつて山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺事件で唯一生き残った少女だった
人を殺してしまったかもしれないという依頼人には、首を斬られた少年が自分を抱えて運ぶ不可解な記憶があった
探偵は、その謎が奇跡であることを証明しようとする
こちらもKindle Unlimitedで読みました
ロジック好きな人には最高に楽しめると思いますが、私にはちょっと難しく感じました
各章のタイトルは中国語だし、本文中のルビ付き中国語が多くて疲れます
そしてなんだか雑学というか、情報量がとても多い
登場人物も範囲が広く、論理合戦の持っていき方が無理矢理すぎでは…
なんかそこらへんはアニメっぽいかな、と
探偵自身が奇跡を信じており、それを証明するためにあらゆるトリックを否定していくという設定が意外で面白いですね
探偵が最後に行き着いた仮説は個人的に好きなので、小難しいところはサラーっと読んで楽しむのも良いのではないでしょうか
続編の「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」も読んでみたいなと思います
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