読み終わりました〜!
『medium 霊媒探偵 城塚翡翠』の続編です
全くチェックしておらず書店で見て発売を知る始末…
2版となってしまいましたがなんとかサイン本をゲット!
著者自身がこの本に触れたと思うと嬉しくないですか?
前作のメディウムがあまりに素晴らしく
続編は出ないんじゃないかなーと思っていたので
素直に続編が出て嬉しい!という気持ちです
今回は倒叙ミステリ中編集となっており
「雲上の晴れ間」「泡沫の審判」「信用ならない目撃者」
の3編で構成されています
恥ずかしながら「倒叙」の意味を今回初めて知りました^^;
最初から犯人が分かっていて
犯人たちの視点で描かれるミステリーのことだそう
私は今まで勝手に「コロンボ方式」と呼んでおりました^^;
古畑任三郎ではなくコロンボというあたりに年齢が出るような…
霊能力があるという美女探偵 城塚翡翠(じょうづかひすい)が
犯人をじわじわと追い詰めていきます
前作で翡翠の正体が分かっているので
その磨きがかかったあざとさすら楽しめました
最終編の「信用ならない目撃者」は一番ボリュームがあり
これぞ城塚翡翠!という結末でした
また作中で推理小説について語る翡翠の言葉は
作者本人の苦悩と読者へのメッセージなのかなと思い
ドキリとさせられました^^;
今後もこのシリーズが続いて翡翠の過去や
真がどうして雇われることになったのかなど
少しづつわかっていくと面白いなと思います
これから読む方にはぜひ前作の
『medium 霊媒探偵 城塚翡翠』から読んでもらいたいです!
|
|
|
|