『クリスマスの殺人 クリスティー傑作選』読了しました。
満足度は★★★☆☆(星3つ)です。
装丁の豪華さにつられて購入したこちらは、アガサ・クリスティーの短編から、冬をテーマにした作品を収録した傑作選です。
本体もこんなにおしゃれ^^
収録作品は
チョコレートの箱、クリスマスの悲劇、クィン氏登場、バグダッドの大櫃の謎、牧師の娘、プリマス行き急行列車、ポリェンサ海岸の事件、教会で死んだ男、狩人荘の怪事件、世界の果て、エドワード・ロビンソンは男なのだ、クリスマスの冒険
です。
実は私、アガサ・クリスティーの映像化された作品はよく観ているのですが、原作を読んだことはほとんどないんです。
この機会に読んでみようと思い購入したのですが、正直なところあまり面白くなかった^^;
ポアロやミス・マープルなど、映像化されたものを見ていたから理解できたり想像したりできたところもあり、やはり映像化ってよく出来てるなーと改めて思いました。
事件解決後の犯人がどうなったかまでは描かれていないものもあり、やや消化不良。
また翻訳者によって、漢字があまり使われていない話もあって、逆に読みにくいなーと感じるものもありました。
きっと翻訳のルールとか、使用する漢字のルールとかがあるんでしょうね…
普段はそこまで考えていないけれど。
100年前に書かれたものもあるので、流石に古いなーと思ったり、その時代に書かれたものなのに面白いと取るべきなのか。
夫情報によると、アガサ・クリスティーは長編の方が面白いらしいので、いつか長編の原作も読みたいと思います。