『鈍色幻視行』『夜果つるところ』読了

恩田陸さんの『鈍色幻視行』と『夜果つるところ』読了しました。

満足度は★★★☆☆(星3つ)です。

こちらの本は、YouTubeチャンネル「ほんタメ」で紹介されていて知りました。

『鈍色幻視行』の作中作が『夜果つるところ』です。

なのでリバーシブルカバーとなっており、裏は著者名が「飯合梓」となっています。

■『鈍色幻視行』作品紹介

撮影中の事故により三たび映像化が頓挫した“呪われた”小説『夜果つるところ』と、その著者・飯合梓の謎を追う小説家の蕗谷梢は、関係者が一堂に会するクルーズ旅行に夫・雅春とともに参加した。船上では、映画監督の角替、映画プロデューサーの進藤、編集者の島崎、漫画家ユニット・真鍋姉妹らを始めとする、『夜~』にひとかたならぬ思いを持つ面々が、梢の取材に応えて語り出す。次々と現れる新事実と新解釈。旅の半ば、『夜~』を読み返した梢は、ある違和感を覚えて——。

■『夜果つるところ』作品紹介

遊廓「墜月荘」で暮らす「私」には、三人の母がいる。日がな鳥籠を眺める産みの母・和江。身の回りのことを教えてくれる育ての母・莢子。無表情で帳場に立つ名義上の母・文子。ある時、「私」は館に出入りする男たちの宴会に迷い込む。着流しの笹野、背広を着た子爵、軍服の久我原。なぜか彼らに近しさを感じる「私」。だがそれは、夥しい血が流れる惨劇の始まりで……。
謎多き作家「飯合梓」によって執筆された、幻の一冊。
『鈍色幻視行』の登場人物たちの心を捉えて離さない、美しくも惨烈な幻想譚。

となると、どちらを先に読むか問題がありますが、『鈍色幻視行』の1ヶ月後に『夜果つるところ』が刊行されているので、発売時であれば『鈍色〜』→『夜果つる〜』になったのではないでしょうか。

2冊とも刊行されている今となっては、私は『夜果つる〜』から読むのをおすすめします。

『鈍色〜』の方でネタバレされちゃいますしね。

感想としては「読みやすかったけど、あまり心に響かなかった」です。

私が理解できなかっただけかも知れませんが…。

ラストもスッキリしませんが、これは経過を楽しむ本なのではないかなと思います^^

『鈍色幻視行』、まさにタイトル通りでした。

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