下村敦史さんの『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』(長い^^;)読了しました。
満足度は★★★☆☆(星3つ)です。
あらすじ
「私が犯人です!」「俺が犯人だ!」、全員犯人です!
社長室で社長が殺された。それに「関わる」メンバーが7人ある廃墟に集められる。未亡人、記者、社員2人、運転手、清掃員、被害者遺族ーー。やがて密室のスピーカーからある音声が流れる。「社長を殺した犯人だけ生きて帰してやる」。犯人以外は全員毒ガスで殺す、と脅され、7人は命をかけた自供合戦を繰り広げるがーー。
本は厚みがありますが、会話が多く読みやすかったです。
犯人になるべく、繰り広げられる自供合戦のタイムリミットは48時間。
これがちょっと長すぎて、少し飽きてしまったのが残念。
途中に伏線と思える箇所がいくつもありましたが、全く予想できませんでした。
最後は「そうゆうことかー」と思いつつ、ラストは自分の好みではなかったかな。
小説はフィクションですが、その世界観の中でも「いやいや、無理があるでしょ」と思うところもありました。
そこまでする?させてもらえる??できるか???というような…。
好みは分かれそうですが、騙されたい方は読んでみてください^^
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