毎日暑いですね_(┐「ε:)_
最近は、食品や日用品の買い物以外は外に出ず、積んである本を読んでいます。
今回は恩田陸さんの『薔薇のなかの蛇』を読了しました。
満足度は★★★★☆(星4つ)です。
あらすじ
英国へ留学中のリセ・ミズノは、友人のアリスから「ブラックローズハウス」と呼ばれる薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。そこには国家の経済や政治に大きな影響力を持つ貴族・レミントン一家が住んでいた。美貌の長兄・アーサーや、闊達な次兄・デイヴらアリスの家族と交流を深めるリセ。折しもその近くでは、首と胴体が切断された遺体が見つかり「祭壇殺人事件」と名付けられた謎めいた事件が起きていた。このパーティで屋敷の主、オズワルドが一族に伝わる秘宝を披露するのでは、とまことしやかに招待客が囁く中、悲劇が訪れる。屋敷の敷地内で、真っ二つに切られた人間の死体が見つかったのだ。さながら、あの凄惨な事件をなぞらえたかのごとく。
こちらも面白かったです。
挿絵が多いのが印象的でした。
自分が小学生の頃(もう40年くらい前⁉︎)読んでいた推理小説も、挿絵が多かったのを思い出しました。
つい、次の挿絵まで!と読み進めてしまいます。
会話が多いので、サクサク読めるのも良い。
ラストが意外とあっさりしていたなという印象でした。
「理瀬」シリーズということで、理瀬や他の登場人物を理解するにはシリーズの最初から読んだほうがいいのかもしれません。
|
|
|